今日はユナイテッドシネマ豊橋18で映画。
息子はセンター試験2日目。
1日目の昨晩、思ったより点が取れなかったようで、少し沈んでいた我が家だったが、この映画を観て「OK、大丈夫、なんとかなる!」と思えるようになった僕たちは・・・単純すぎ?
とても「粋」な映画でした。
スタッフ
監督 石井裕也
脚本 石井裕也
プロデューサー 曽根祥子 、 小榑洋史 、 柴原祐一
撮影 沖村志宏
美術 丸尾知行
装飾 吉村昌悟
音楽 渡邊崇
主題曲/主題歌 GOING UNDER GROUND
録音 加藤大和
照明 杉本周士
編集 相良直一郎
衣裳デザイン 馬場恭子
ヘアメイク 宮本奈々
キャスティング 田端利江
スクリプター/記録 西岡容子
作品データ
製作年 2011年
製作国 日本
配給 ショウゲート
上映時間 109分
キャスト
原光子 仲里依紗
児玉陽一 中村蒼
ママ 斉藤慶子
児玉次郎 石橋凌
清 稲川実代子
原芳隆 並樹史朗
原早苗 竹内都子
原光子(小学生) 大野百花
斉藤 近藤芳正
加藤 螢雪次朗
瀧川鯉昇
戸次重幸
森岡龍
原光子(仲里依紗)は妊娠9カ月で、子供の父親のアメリカ人と別れ、所持金もなく、行く当てもないままアパートを引き払う。
しかし、義理人情を大事にし、粋に生きることを最も重んじる光子は、昼寝すれば大丈夫と楽観的に考えている。
光子は、子供のころ夜逃げして両親と暮らした時代遅れの長屋にたどり着く。
毒舌だった大家のおばちゃん・清(稲川実代子)は寝たきりで、戦死した夫のもとに行きたがっている。
光子は、清の世話をしながら長屋で出産する決意をする。
賑やかだった長屋に残っていたのは、閑古鳥の鳴く食堂を経営する、光子の幼馴染の陽一(中村蒼)とその叔父・次郎(石橋凌)だけ。
15年前の結婚の約束に責任を感じ光子を想い続けていた陽一は、再会を喜びながらも動揺する。
両親に捨てられた自分を育ててくれた次郎に対し、自分だけが幸せになってはいけないと感じていた。
一方次郎は、喫茶店“べる”のママ(斉藤慶子)に想いを寄せながら、世話になった清を残してママに想いを伝えることはできないと思っていた。
陽一はいつものように清に夕食を届けると、光子に預金通帳を渡し、子供の面倒をみるとタンカを切る。
しかし光子は通帳の残高を見て、自分が店の面倒をみると切り返す。
翌日から、光子は客引きを始める。
次第に光子の人柄を慕う客で食堂は繁盛し始める。
そうするうち、ママが店を閉め、病気の母親がいる福島に帰ろうとする。
しかし次郎は引き留めることもできない。
じれったく思った光子は、みんなで福島へ行こうと提案する。
そこに、また夜逃げした光子の両親がやって来る。
混乱のなか、光子の号令で一同は昼寝をすることに。
その数分後、思いもよらないことが起こる。
粋な名ゼリフ
「いい風吹いてない時は、昼寝が一番、大丈夫、風向きが変わったら、そん時どーんと行けばいいんだから。」
「OK、私(オレ)が面倒みる!」
「OK、一旦昼寝しよう。気楽に待ってれば、そのうちきっといい風が吹くから。」
いいなぁ・・・こういう感じ。
見終わって食事しながら奥さんが、「あそこ良かったよね、冒頭の斎藤さんに300円渡すところ・・・。」
「300円じゃないよ、392円。」と僕。
「ちっちゃいなぁ、粋じゃないねぇ・・・。」と奥さん。
確かにそうかも・・・。
今日はずっと二人で「OK」、「風の吹く方へ」などの単語が飛び交うおかしな夫婦。
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