あんとんさんち ロゴ

ひとり言

レンタネコ (日本)

in

今日の映画はTOHO シネマズ浜松「レンタネコ」
ずっと楽しみにしていたのだが、上映時間が夕方だったので行けなかった。
今日の上映は、13時50分と言うことで、出かけることが出来た。
おまけに夫婦50割引と言うサービスがあるようで、妻と二人で2,000円で鑑賞出来た。
何てラッキーなんだろ、やっぱ、縁があるのでしょうねぇ・・・。
映画に「早く観においで~!!」と言われてるようでした。

20120527rentaneko-01.jpg
20120527rentaneko-02.jpg

スタッフ
監督 荻上直子
脚本 荻上直子
製作総指揮 大島満 、 室川治久 、 喜多埜裕明
製作 久保田暁 、 小室秀一 、 木幡久美
撮影 阿部一孝
美術 富田麻友美
音楽 伊東光介
音楽プロデューサー 近藤貴亮
録音 木野武
照明 松尾文章

作品データ
製作年 2011年
製作国 日本
配給 スールキートス
上映時間 110分

キャスト
サヨコ 市川実日子
吉岡さん 草村礼子
吉田 光石研
吉川 山田真歩
吉沢 田中圭
謎の隣人 小林克也

サヨコ(市川実日子)は、都会の一隅にある平屋の日本家屋でたくさんの猫と暮らしている。
亡き祖母の仏壇を守りつつ、謎の隣人(小林克也)にからかわれながらも、心の寂しい人に猫を貸し出すレンタネコ屋を営んでいた。
サヨコは猫たちをリヤカーに乗せて街へ出かけ、様々な人に出会う。
猫たちを連れ川原を歩いていたサヨコは、上品な老婦人・吉岡さん(草村礼子)に声をかけられる。
吉岡さんは14歳の茶トラ猫に興味を示し、サヨコは猫が住みやすい家か審査するため、彼女の暮らすマンションに向かう。
彼女は、夫と飼い猫を亡くしてひとり住まい。
子どもはとうに巣立ってしまったという。
息子が小さい頃好きだったというゼリーを食べながら、身の上話をする吉岡さん。
サヨコは、そんな彼女の姿を見て審査を合格とする。
吉岡さんは借用書の期限の欄に“私が他界するまで”と書き記す。
数日後、サヨコは寂しげな中年男・吉田(光石研)の姿を発見する。
寂しい時には猫がいちばんとサヨコに促され、吉田は審査のため自宅にサヨコを招き入れる。
彼は単身赴任中のサラリーマン。
離れて暮らすうちに一人娘はすっかり年頃になり、父親を避けるようになってしまったとうなだれる吉田の靴下の先には大きな穴が空いている。
彼は審査に合格し“家族の元に帰るまで”と借用期限に書き込み、一匹の仔猫を借り受ける。
「ハワイ旅行が当たる」というのぼりにつられて、レンタカー屋の中に入っていくサヨコ。
そこには生真面目そうな女性店長・吉川(山田真歩)がいた。
AからCランクまでの料金設定に対して喰ってかかるサヨコに問い詰められた吉川は、自分はCランクだと漏らす。
聞けば、吉川には話し相手がおらず、寂しい毎日を送っているという。
サヨコは彼女に一匹の三毛猫を貸すことにする。
借用期限は“待ち人現れるまで”。
中学時代の同級生・吉沢(田中圭)とすれ違ったサヨコ。
子どもの頃から嘘つきで有名だった吉沢をサヨコは避けるが、彼は明日インドに発つから最後の夜は女の子と一緒に過ごしたいとメス猫を貸してくれるようサヨコにせがむ。
きっぱり断って家に帰るサヨコだったが、吉沢はサヨコを追って家までやってくる。
縁側で彼と話しながら、サヨコは中学時代を思い出す。
学校に馴染めない二人は保健室の常連で、お互いを“ジャミコ”、“嘘つきはったりの吉沢”と呼び合っていた。
吉沢は縁側で猫とたわむれ、結局、猫を借りずに去っていく・・・。

[pe2-gallery class=”picasa-gallery” ]
20120527rentaneko-03.jpg
20120527rentaneko-04.jpg
20120527rentaneko-05.jpg
20120527rentaneko-06.jpg
20120527rentaneko-07.jpg
20120527rentaneko-08.jpg
20120527rentaneko-09.jpg
20120527rentaneko-10.jpg
20120527rentaneko-11.jpg
20120527rentaneko-12.jpg
[/pe2-gallery]


いやぁ、素晴らしかったですよ。
「カモメ食堂」や「めがね」のような荻上直子監督の「たそがれ感」、随所に感じました。
映画ってのは、見る人によって印象が変わるのだと思いますが、大好きです、この感じ。
理屈抜きで楽しめましたぁ。

それにしても、レンタネコを利用するお客さんは吉岡さん、吉田さん、吉川 さん、吉沢くん。
なぜ、最初に「吉」が付くんでしょう。
ネコちゃんたちが「吉」を運んでくる、と言う意味でしょうか?
「まっ、そんなことどうでもいいや。」と思ってしまえる映画なのです。


劇場で羽田野さんにお会いしました。
お嬢さんと一緒にご覧になっていました。
羽田野さんも荻上直子監督の作品好きなようで、先週のレッスンの時「先生、もう見ましたかぁ。」とお話をしていたのです。
今度のレッスンは、映画の話で終わってしまいそうです。


コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

“レンタネコ (日本)” への2件のフィードバック

  1. はだののアバター

    先生と奥様に会えてうれしかったです!
    写真を見ながら映画のストーリーを思い出していました。
    さびしい人にネコをレンタルという、おとぎ話のような話に最初はちょっと驚いたけど、ひき込まれましたね。
    市川実日子ちゃん、あの頑固そうな顔が可愛いです。
    荻上直子さんの作品は毎回楽しみですね♪

    1. はだのさん、いらっしゃぁい。
      レンタネコ、本当に良かったですね。
      ほんわかぁ~というか何というか、ボーッとできて好きです。
      (いつもボーッとしてますが・・・。)

      妻が「娘さんがいるといいね、いっしょに色々出かけられるし・・・。」と申しておりました。

      また、どこかの映画館でお会いしましょうね。