昨晩の事、なぁんにもする事がなかったのでギターのピックアップをちょっとだけ、軽い気持ちで実験してみたら大ショックなことが…
これまで、何年もかけて実験していたデータが…全然おかしいものであることがわかりました
原因はなんと…ギターそのものでした
これまでは、マルチネスで実験、実装して録音したりライブに参加したりしてたんですが、ずっと気に入らなかったんですね
今回は手元にいつもおいてある茶位幸信製作のギターを使用して軽い気持ちで実験してみたら、「あれぇ、ほぼ思い通りの音になるじゃん、今までの実験は何だったんだ…」となったのでした
今まで気に入らなかった部分は…
- ピエゾを使うとプラスチックみたいなペラペラな音がする
特にナイロン弦はおかしな音がする
なので、甘い音(柔らかい音)、キツイ音(硬い音)が表現し辛い、できない
開放弦はこの違和感が特に目立つのでなるべく使わないようにしないといけない - ピエゾでは響きが乗らない ← これがペラペラって感じなんですけどね
- コンデンサーマイクを使ってタンボーラ奏法をすると、打音ばかりが強調される
この内、3. に関しても改善されていたんですが、コンデンサーマイクはあまり使いたくないんですね
なぜかと言うと、僕の家の前には県道が走っていて暗騒音(特に自家用車、バイク、トラックの音など)が多いので、ピエゾオンリーで録音したかったんです
※ ピエゾは振動を電圧=音に変換するので、ギターの振動を音に変換してくれます
僕の YouTube チャンネルの録音を聴いてくれている人なら分かると思うんですが、2021年あたりから音が変わっているんですね
って、生徒さんに聞いても、そこまで分からないのか(スマホのスピーカーなどではわかりにくいのかも)、分からないふりをしてくれているのか…
ポップス系はまぁいいんですが、クラシックや佐藤弘和作品はどうも…
こんな音じゃ嫌だなぁ…と思いながらアップしていたんです
ネットでいろんな人が市販のピエゾとか、自作ピエゾの音を紹介してくれているんですが、実験していた頃は、クラシックギターのデータが少なかったのと、あってもやっぱり僕の思っていた良くないイメージの音ばかりだったんですね
それでも、やっぱり気になって最近また動画サイトなどを見て回っていたら「えっ、これ本当にピエゾの音?」みたいな音があったわけです
昨年夏あたりから試しては見たかったんですが、昨日やっとプチ実験してみたら原因がギターそのものにあったなんて…
マルチネスはバランスはいいんですけど、響きと音量は少ないんですね
数年前にマイナーチェンジしているので、少しは良くなっているかもしれませんが、それでもクラシックギターの響きではない気がします
ただ、弾きやすいしポップ向きな音も出るんで、やっぱり初心者にはおすすめなギターだと思いますけどね
で、茶位に穴を開けようと思ったんですけど、バーンで開けてもらうほうが早いなぁ…と思いお願いして開けてもらいました
ただ、まだ問題はあって…
僕の持ってる茶位ギター、C4やC5(②弦①フレットのドとかそのオクターブ上のド)がウルフトーンなんですよ、特に C5 はひどいんですね
波形見るとすごく分かるんですけどアタックの音がすごく大きくて、響きが少ないんでとてもおかしな音なんですよ
「ド」がおかしいと弾きにくい曲多いんですよ
コシュキンのアッシャーワルツ、メインメロディーが②弦13フレットのドから始まるじゃないですか
「ド(C5) ~~~シ~~~ド(C4) ~」と鳴らしたいところが…
「ド(C5) ………シ~~~ド(C4) ~」みたいな
確かこれが原因でこの茶位ギター使わなくなった気がします
ギター貯金してるんで、新しく買って、また穴あけようかと思っています
どちらにしても、今までのストレスの大きな原因が分かったのでけっこう嬉しいです
しばらくは茶位を使おうと思うので、明日ピックアップ作ります
次回の録音が楽しみです♪
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