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ひとり言

ほっとしたぁ…

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花井寺

我が家のご先祖様のお墓のある豊川の花井寺にでかけました

実を言うと、ばあちゃんが入院してからお墓のことを考えていたんです

息子は浜松に住んでいるので、墓じまいの事を考えていました

お寺に相談する前に実を言うと色々決めてしまっていました

それで、今日、花井寺に出かけて、ご住職と話をしました

豊川のお墓は、いろいろあって知らない人も入っているのだそうです

ばあちゃんに以前、お墓の話を聞いた時、涙を流して怒ったような感じでそんな話をしてくれました

花井寺にあるお墓は、僕が小学生の頃は豊橋の中野町辺りにあったんです

お盆になるとばあちゃんに連れられてお墓の周りの草を刈った覚えがあります

僕のお婆さんは、僕が1歳の時に亡くなっているので、当時の場所に骨が埋められたのだと思います

その後、多分僕が10歳前後の時にばあちゃんが花井寺にお墓を移したんだと思います

お爺さんは僕が25歳位の時に亡くなっているので、花井寺に来てから間違いなく入っているんです

ただ、それ以外に二人入っているみたいなんです

その方々が、ばあちゃんの言っていた方なのだと思います

僕個人としては、お爺さん、お婆さん、および知らない方々をどうすればいいのか、何も分からないままばあちゃんと自分たちのお墓のことを決めてしまっていた訳です

それで、先日電話で花井寺のご住職に離檀の話を切り出した訳なんですけど、「とにかく、電話じゃ何だから一度来て下さい。」という事になりました

ばあちゃんからは「花井寺は豊川稲荷よりも格上だ」とか、東三葬具の富安さんからも「一般の住職では着られない袈裟があって花井寺のご住職はそれを着られるんですよ」とか聞いていて、「怖い人なのかなぁ…」と身構えていたんですね

ところが、お話してみると、とても気さくなご住職で、僕のような宗教とかお墓のこと全く知らない人に対しても親切丁寧にお話して下さいました

いつの間にか「でも、おっさん、これは…」みたいな口調になっている自分にびっくりしました

結局、今あるお墓の中のお爺さん、お婆さん、知らない人は花井寺で永代供養して頂くことにしました

ばあちゃんはきっと花井寺にお墓を建てたかったと思うんですね

でも、後に残される自分たち、特に悠のことを考えると浜松に近い場所にばあちゃん以降のお墓をお願いしたかったんです

おっさんが言ってくれた様に、今あるお墓を閉じてその中の人は花井寺で永代供養してもらえば、花井寺とも縁が切れないし、ばあちゃんも喜ぶんじゃないかと思いました

墓石の撤去も東三葬具にお願いできるし、どこにも角が立たないで思ったとおりに出来たと思っています

帰りに豊川の実家によって姉にも話したら「そしたら私も、近くで手を合わせる場所ができるもんね」と喜んでくれました

帰ってきて晩ごはんを食べてる時に「ばあちゃんが、こうなるようにしてくれた気がするね」と奥さんと話しました

奥さんも「そうだよ、きっとそうだと思うよ!!」と言ってくれました

出かけるまでは、ちょっと陰な気持ちだったのが、すごくいい気分です

ご住職、ありがとうございました!!


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