井上さんはカルカッシを卒業して「セゴビア選 ソルの20の練習曲」と言う楽譜の中の曲を練習しています
↓この譜面です
セコヴィア:20の練習曲/ソル編曲 【輸入:ギター】
こう言うのもありますが、運指がついていないので、初心者にはあまりお勧めしません
セゴビア選 ソル20のエチュード オリジナル版 模範演奏CD付き(GG487)
今はこの曲集の No.7 を練習してます
No.7 と言うのは、この曲集の中での番号で、
ソルの作品としては、「Op.31 No.21」となります
で、僕は自分の譜面を見ながら井上さんの演奏を聞いていました
井上さん、下の画像で言う Gm の「シ」をナチュラルで弾いていました
それを指摘すると、「んっ、ナチュラルだよ」とのお返事
井上さんの譜面を見るとたしかにナチュラルになってました
(つまり和音は G )
どっちが正しいんだろう…と思い IMSLP でいくつかの譜面を見せていただきました
どれも、「シはナチュラル」ですね
こう言う事よくあるんです
カルカッシの「25のエチュード」にしても、佐藤弘和版は原典版をうたっているので、よくある溝淵浩五郎版とは若干違うし…
実際、ソルさんはどちらにしたかったんでしょうね?
とにかく、「Op.31 No.21」を調査すると「シはナチュラル」なんです…
がぁ~♪
何かスッキリしない…僕の記憶が「何か違うんだよなぁ~」と叫んでいる
で、僕の大好きなジョン・ウィリアムスの演奏聴いてみて下さいよ
動画の下に「シがフラット」の譜面並べておきますので…
「シがフラットだぁ~♪」
何でか分かりませんが、ジョン様の演奏はこの部分「シがフラット」ですよね
と言う訳で、僕はこれからもこの部分を Gm つまり「シをフラット」で弾く事に決めたのでありました
せっかくなので、ジョン様の弾くフェルナンド・ソル作曲「Op.31 No.21」最初から聴いてくださいねぇ~♪
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