宮川彬良さんと岡崎裕美さんのイベント「アキラ塾」を見に出かけた。
以下の4つのコーナーで進行された。
- [1時間目]「ウエスト・サイドストーリー」の深読み
- [2時間目]汽車のうた 古今東西
- [3時間目]ホームルーム
- [4時間目]岡崎裕美を聴・・・宮川彬良作品から
[1時間目]「ウエスト・サイドストーリー」の深読み
とにかく面白かったですよ。
僕はミュージカルは苦手なので「ウエスト・サイドストーリー」はどうなることかと思ったけど、やっぱり面白かった。
ドとファ#の増音程の響きの話から、この音がどれだけこの作品のいろんな箇所に利用されているかの深読み。
さすがです。
[2時間目]汽車のうた 古今東西
- 鉄道唱歌 (明治時代の唱歌)
- 汽車ポッポ (富原薫作詞・草川信作曲)
- 汽車 (作詞者不詳・大和田愛羅作曲 明治45年)
鉄道唱歌
タイトルだけは聴いたことがあったが、ちゃんと聴いたのは、初めてだった。
勉強不足だなぁ・・・。
汽車
アキラさんの深読みに続いて、会場のお客さんも楽器で参加する。
各フレーズに合わせて、楽器というか効果音を出していく。
鳥笛・箱に入ったあずき・スネアドラム・スプリングドラムで歌詞に合わせて効果音。
最後の「広野原」の所は・・・。
「野原と言えば・・・この広~い、野原いっぱいでしょ。」
と言うわけで岡崎裕美さんがギターをジャラーン。
(オープンチューニングだったので左手不要でしたね。)
汽車ポッポは 1938年(昭和13年)に『兵隊さんの汽車』という題名で発表されたのだそうです。
当時の歌詞は、以下のような出征する兵士を見送る内容だったそうなのです。
-
汽車汽車 しゅっぽしゅっぽ しゅっぽしゅっぽ しゅっぽっぽ
兵隊さんを乗せて しゅっぽしゅっぽ しゅっぽっぽ
僕らも手に手に日の丸の 旗を振り振り送りましょう
万歳万歳万歳 兵隊さん兵隊さん万々歳 -
汽車汽車 来る来る しゅっぽしゅっぽ しゅっぽっぽ
兵隊さんを乗せて しゅっぽしゅっぽ しゅっぽっぽ
窓からひらひら日の丸の 旗を振ってく兵隊さん
万歳万歳万歳 兵隊さん兵隊さん万々歳 -
汽車汽車 行く行く しゅっぽしゅっぽ しゅっぽっぽ
兵隊さんを乗せて しゅっぽしゅっぽ しゅっぽっぽ
まだまだひらひら日の丸の 旗が見えるよ汽車の窓
万歳万歳万歳 兵隊さん兵隊さん万々歳
1、2番は朗読、3番は歌で聴かせてくれました。
なんだか、不思議な気分になりました。
[3時間目]ホームルーム
アキラ塾豊橋分校の曲をアキラさんが即興で作ってくれました。
お題は会場から。
「豊橋」「ちくわ」「じゃんだらりん」「そうだのんほい」「路面電車」「石巻山」など、豊橋にちなんだ言葉がお客さんから飛び出します。
方言などもあるものだから、アキラさんもさすがに「ちょっと、ちょっとまって、まとめる。」と試行錯誤しながら、楽しい曲が出来ました。
「来年、アキラ塾が豊橋で開校されたら、まずこの歌から始めます。」とアキラさん。
アキラさんや岡崎さんのサイトで、楽譜を公開してもらえないかなぁ・・・。
[4時間目]岡崎裕美を聴く
岡崎さんの歌声、初めて聴いたのですがとてもキレイです、もうびっくり。
(会場で岡崎さんの CD 見つけられなくて残念。これからゆっくり探します。)
4時間目はアキラさんの作った作品を何曲か聴かせてくれました。
特に、アンコールで歌ってくれた「手紙」すごく気にいりました。
もう一度聴きたいです。
とにかくとにかく、とても楽しかった。
アキラさんも岡崎さんもスゴイ。
「音楽するぞっ。」と言う気になった。
エネルギーたくさん頂きました。
言いたくなかったけど、やっぱり言おう。
お客さんの一部の方々へ。
コンサートの最中、携帯電話を鳴らすのはやめて下さい。
あと、いちいち携帯電話を気にするのもやめて下さい。
中には、携帯で録音してた人もいるような気がします。
豊橋にアーティストが来てくれなくなっちゃいますよ。
アキラさん、岡崎さんごめんなさい。
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