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午前は佐藤さんと朝倉さんがレッスンでした

朝倉さんが話してくれた話です

「お孫さんが急に走るんだけど、ついて行けない、って言うか走れない」

って事で、ジムの先生に話したら

「筋肉は問題なくあるので脳からの司令が原因だと思いますよ」

って事らしいです

朝倉さんが「ギターも同じですよね」と言いました

そうなんですよ、常々思うことなんです

で、佐藤さんのお話

佐藤さんはレッスンに来て1年程度なんですが、セーハが苦手で練習すると、親指の付け根が痛くなってしまうみたいです

「ネックを挟む」って言う感覚なんだと思います

「指をまっすぐに」とか「腕の重みを利用」とか説明させてもらうんですけど、指の使い方にちょい無理があるんだと思います

他の練習をしてセーハが楽になる場合もあるので「しばらくセーハはやめときましょ」と言う事にしました

とは言うものの、ギターを立てて①②元だけ押さえるとかやってみるんですけど、なんか形が、と言うより弦を押さえつける感覚がちょい違う気がするんです

指を触らせてもらうと、ガンガンに力が入ってる

「力抜いてダラーっとして」と言うと、しばらくはいいんですが、右手で音を出そうとするとその途端にギューーーッと力むんですね

「鳴らないからしっかり押さえないと(挟まないと)行けない」って命令が脳から出てると言うか条件反射のようになってしまっているんだと思います

「セーハなんてやってりゃできる」

って持論なんですけど、奮闘中の人はなかなかそうは思えない

言葉や方法を変えてみるんですけど、やっぱりできない

子どもたちであれば、少々痛くても翌日には復調するんで(ってか、そこまで練習しないんで…)

「ガマンして弾け~!!」

と言うんですが、大人だと痛みが残ってあまり良くないのでセーハは休憩してもらいます

「脳からの命令」で弾けないって自分もよくあるんですよ

「この運指しかない」って分かってても力んじゃうんですね

自分が苦手な運指を生徒さんがいとも簡単に配置する場合もあります

「腕や脳を交換できたらいいのになぁ~」って思うこと結構あるんですよ

佐藤さん、ギターにすごくハマってくれてて、この期間にしては上手に弾いています

三田さんも同時期に入会されたんですが、同じくらい上手に弾いてくれます

こういう事をレッスンで言うんですが、みなさんも苦労されているのを見れば「自分だけじゃないんだ」と思って頑張れるじゃないですか

なので合同レッスンはじめたんですよ

佐藤さんも三田さんも音楽経験は豊かなので譜読みに関しては10年以上弾いている生徒さんより早いかも知れません

合同レッスンでは「リズム練習」をしようと思っているんですが、それに関しては指はそれほど動かなくてもいいんで、他の方々より上手に音楽になると思っています

他の方もよく「指が動かない」と言う表現をするんです

もちろん、難易度が高いとそう言う場合もあるんですが大抵は「脳が動いていない」んですね

何度もそれを言わせてもらうんですが、ギター弾き出すとなかなか気付けないみたいです

なんかいい方法ないかなぁ?

と思うんですけど、やっぱり

弾いてりゃいつかなんとかなる!!

ってのがやっぱり結論ですね


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