久しぶりにシネマイーラへ出かける。
今日の映画は「11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち」。
自分が生まれてからの話なので興味深く見た。
スタッフ
監督 若松孝二
脚本 掛川正幸 、 若松孝二
企画協力 鈴木邦男
プロデューサー 尾崎宗子
撮影 辻智彦 、 満若勇咲
音楽 板橋文夫
音楽プロデューサー 高護
録音 宋晋瑞
照明 大久保礼司
編集 坂本久美子
衣裳デザイン 宮本まさ江
キャスティング 小林良二
ライン・プロデューサー 大友麻子 、 大日方教史
スチール 岡田喜秀
作品データ
製作年 2011年
製作国 日本
配給 若松プロダクション=スコーレ
上映時間 119分
キャスト
三島由紀夫 井浦新
森田必勝 満島真之介
古賀浩靖 岩間天嗣
小賀正義 永岡佑
小川正洋 鈴之助
持丸博 渋川清彦
倉持清 大西信満
福岡喬一 地曵豪
山口二矢 タモト清嵐
平岡瑤子 寺島しのぶ
『仮面の告白』『潮騒』『金閣寺』『サド公爵夫人』『憂国』・・・数々の名作を著し三島由紀夫(井浦新)はノーベル賞候補と目される文豪になっていた。
その一方で、学生運動全盛期の1968年、三島は民族派の学生らとともに楯の会を結成。
有事の際には自衛隊とともに出動し、命を賭す覚悟であった。
しかし暴動が起きても機動隊がこれを治め、自衛隊の出る幕はなく、三島と楯の会の面々は歯噛みする。
三島の見つめてきた二・二六事件、浅沼稲次郎社会党委員長刺殺事件、安田講堂事件をはじめとする学生運動、戦後の日本とは。
そして、1970年11月25日、三島は楯の会の4人と共に、陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地へと向かう・・・。
市ヶ谷駐屯地での映像はよくテレビで見る。
本映画を観ても、「なぜ死ななければならないのか。」
しかも、若い同志まで。
やはり、この時代の運動は理解しようとしても理解出来ない。
精神面の一部は共感出来るのかも知れないが。
左翼の運動に関しても、訴えたい事は理解出来る場合もある。
ただ、その手法が・・・理解出来ない場合が多い・・・と言っていいのかな。
どちらにしても、この時代のことを知る事ができて良かった。
先週、テレビに若松孝二監督が出演していた。
「僕は右でも左でもない。とにかく彼らが一生懸命であった事を描きたかった。」と言うお話をしていた。
同監督の作品「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)」も観てみたくなった。
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