鈴木大介さんのリサイタルを聴きに浜松のかじまちヤマハホールに出かけてきました。
プログラムは以下の通り。
第1部
- コーリング・ユー ~バグダッド・カフェ B.テルソン
- ニュー・シネマ・パラダイス ~ニュー・シネマ・パラダイス E.モリコーネ
- 月の光 ~オーシャンズ11 C.ドビュッシー(F.クレンジャンス編)
- G線上のアリア ~セブン J.S.バッハ(D.ラッセル編)
- シャコンヌ ~無伴奏シャコンヌ J.S.バッハ
第2部
- シャレード ~シャレード H.マンシーニ
- 亡き王女のためのパヴァーヌ キングス&クイーン M.ラベル(R.ディアンス編)
- ばら色の人生 ~麗しのサブリナ L.グリエルミ
- ス・ワンダフル ~パリの恋人 G.ガーシュウィン
- ビストロ・フェーダ ミッドナイト・イン・パリ S.レンベル
- ラウンド・ミッドナイト ~ラウンド・ミッドナイト T.モンク(R.ディアンス編)
- 魅惑のワルツ ~昼下がりの情事 F.D.マルシッチ
- ビギン・ザ・ビギン ~五線譜のラブレター C.ポーター
- リベルタンゴ ~フランティック A.ピアソラ
アンコール
- アルハンブラの思い出 F.タレガ
- カヴァティーナ S.マイヤーズ
- スノウ・アップル・オア・ウエイティング 鈴木大介
- はげまし(12 Etudes for guitar solo より) 鈴木大介
- スペイン風セレナーデ J.マラッツ
いやぁ、よかったですよ、素晴らしかったです。
なにがって、全部。
前回、このヤマハホールで大介さんを聴いたのは2012年2月19日。
その時は、クラシックギターという感じの曲が多かったですが、今回は映画音楽。
もちろん、その時もよかったですが、今回は「楽しい!!」と言う印象もありました。
それにしても、いつも思うのですが、こんなにたくさんの曲、よく暗譜で弾きますよねぇ。
ギターを弾くと言うことに関してはもちろん、暗譜に関しても脱帽なのです。
MC もとても楽しかったですよ。
ビストロ・フェーダに関してはとてもためになりました。
ニューヨークにあるお店の名前だったのですね。
僕もずっとビストロ・ファダだと思っていました。
(僕も3月に生徒さんと弾くのでカタカナで書く時には注意します。)
リベルタンゴは大介さんがご自身のブログで「ロ短調にして弾くと・・・効果的ですね。」と書いていたので、「ロ短調で弾くのかなぁ。」と思っていたら、出だしはイ短調でした。
んで、途中でロ短調に転調、その転調の仕方がカッコ良かった気がします。
アンコールの「スペイン風セレナーデ(マラッツ)」も素晴らしかったです。
こんな言い方したら失礼かも知れないのですが、「鈴木大介ってクラシックのギタリストだったぁ。」と何故か思ってしまうのでした。
大介さんのライブは 2009年に豊橋で、上にも書いたとおり、2012年にもヤマハホールで聴いているのですが、僕にとっては「The Duo」の印象が強いのかも知れませんね。
とにかくとても素晴らしいリサイタルでした。
唯一の心残りは、演奏終了後にご挨拶できなかったことですねぇ。
リサイタル終了が9時10分前くらい。
CDサイン会に参加しようとは思ったのですが、たくさんのお客様でごった返してるし、帰宅時間を考えると・・・断念してしまいました。
リサイタルの最中、大介さんが何度も調弦をする場面が見られました。
「照明が強かったのかなぁ。」と言うと、奥さんが「ちがうよ、空調だよ。」とのこと。
「最初はすごく寒かったのに途中で空調入って暑くなったじゃん。それに乾燥しだしてセキする人もいっぱいいたじゃん。」なのだそうです。
確かに、照明は前回も同じですもんね。
それと、今回の奥さん、他にもいいこと言ってたんですよ。
「大介さんの音、とってもしなやかで女性みたい。逆に斉藤明子さんは男らしく感じる。」だって。
確かに・・・そうかも。
ギターの音って男性が弾くと女性のようで、女性が弾くと男性のよう・・・なんてことあるんですかね。
これから注意して聴いてみます。
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