こちらの記事にも書いたのですが、プラスチックを曲げたくてチャレンジしたのですが、面倒くさがりで不器用な僕には難しく、手こずっていました。
今日は厚さ 1mm のプラスチック(ABS)を曲げてみました。
半田ごてに 4mm のアルミ棒を取り付けて曲げてみたのですが、熱が上手く伝わらず上手く行きません。
幅 30mm くらいのプラスチックを曲げたかったんですが、熱が偏って分散するので不要な個所まで温めてしまうんですね。
で、コーヒー飲んでタバコ吸いながら考えていたら…。
ひらめいた!!
プラスチックに熱を与える部分が 4mm とはいえ、丸棒なので熱が分散するんですね。
そのため、不要な場所まで加熱しまい、思ったところをねらって熱を加える事が難しいわけです。
それなら熱が集中するようにすればいい、なので「丸」でなく「角」にすればいいんだ!!
で、こうしました。
アルミ棒にアルミ角パイプをかぶせました。
角パイプはこんな感じのもので、一辺が 9mm 、厚さ 1.2mm 、ついでに書いておくと表面処理はアルマイトです。
元々の長さは 1m で購入したものですが、のこぎりで 5cm くらいに切って使用しました。
こんな感じで半田ごてから伸びている丸棒にかぶせます。
そしてプラスチックを角パイプのエッジ部分に押し当てます。
作業中、角パイプが動くことがあったので、ネジ止めなどした方が安定するかもしれません。
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動画をどうぞ
不器用な僕でもこんな感じに出来ましたよ。
ほぼ思い通りです。
僕でさえ出来たので、器用な方なら 0.5mm くらいの精度を狙えるんではないでしょうか?
丸棒での作業を振り返ってみる
半田ごては2本あるのですが、その内の1本はプラスチックカッターのように言われているもので、通常の半田ごてより出力が小さいようです。
今日はまずこのプラスチックカッターの方で作業しました。
以前試したときは、プラが溶けて「こて」にくっついたりしたので、「出力が小さい = 熱が低い」のだろうと思ったわけです。
こんな感じで丸棒を取り付けました。
今日は養生テープで目印を付けて作業しました。
角パイプを半分にしたようなあるみ部材があったので、これを当て木のようにすれば、しっかり 90度に曲がるかと思い当ててみました、がこれは思ったようにはなりませんでした。
で、次に行ったのはコテを2本使ってみました。
こうすると「どこかのポイントで熱が偏らない場所ができるかなぁ?」と思ったわけですが、これも失敗。
写真だと「まぁまぁ」に見えるものもあるかもしれませんが、思ったところで曲がらないし、ある部分に熱がかかりすぎてプラが溶けるし…上手く行きません。
失敗作の数々です。
関係ないですが、アクリル曲げる時ってすごいニオイですね。
ちょいとイライラもしたりして、なんだかんだやってたら「あつっ!!」。
コテに触ってしまいました。
一応ギタリストなんで、(右手の火傷は特に…。)困るんですけど…。
痛いし…。
熱を使う作業なので、くれぐれもヤケドには気をつけて下さいね!!
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