花井寺のご住職に永代供養をしていただきました
今日も天気が心配だったんですが、お経は永代供養塔の中で上げるので雨でも大丈夫でした
ただ、今日も花井寺に着くくらいから、永代供養が終わるまで、雨はほんの少ししか降りませんでした
ばあちゃんが雨降らないようにしてくれたような気がしてなりません
予定通り、10時に着いたんですが、ご住職が「お経はすぐ済んじゃうから、ちょっとお話しましょう」と言って下さり、今日もお話しました
花井寺の永代供養塔の観音様は奈良にある聖林寺の観音様を模しているのだそうです
「聖林寺の観音様は日本一美しいと言われている」とご住職が教えてくれました
原発やソーラー発電や風力発電、川の堤防の話…自然を壊していることが多くて、将来が心配だと言う話をしました、僕も全く同意見でした
僕がゴチャゴチャしていた話があるんですが、その中で契約書と口約束の話になりました
「昔は口約束でまかり通ったのに今は西洋のシステムが入ってきて」と言う話から、「口約束ってのはね、相手だけでなく神様とすると言うことなんだよ、だから嘘はつかないし約束は守るじゃない」と言うお話を聞いて、「そうか、なるほど!!」と思いました
契約書を持ち出して色々言われていたもので、その話を聞いて、すごくスッキリしました
そんなこんな、色々な話を30分くらいして永代供養塔に入りました
ご住職が「一緒に声を出して『般若心経』を読んでね」と言いました
「お葬式の時とかお坊さんが3人で行くときとかあるじゃん、あれはね…」と教えてくれました
- お経を読む時にお坊さんだって息継ぎや咳をする
それを「間が空く」とか「魔が差す」と言う - そこをついて悪魔がやって来る
- なのでお経が途切れないために複数のお坊さんでお経を読む
複数のお坊さんがいないときには家族の方に一緒に読んでもらう
のだそうです
それを知って、初めて般若心経を声を出して読みました
もちろん、ふりがなを読んだんですけどね
読経が終わって、「お下がりだよ」と言ってお供物の梨と桃をくれました
「『お下がり』ってのはね、ご先祖様の功徳がついているんだよ、だからいつもご先祖様のことを思ってありがたくいただくんだよ、するとあなた方にも幸せがやってくるんだよ、『倍返し』っていうじゃん、あれだって『2倍にして殴り返す』みたいな意味になってるけど本来はそう言うことじゃなくて、『ご先祖様や他人様のことを思って行動すれば、いい事が倍になって返ってくる』って言う意味なんだよ」と教えてくれました
僕は「神も仏も都合のいい時しか信じない」ってずっと言ってきて、矛盾してる気もしますが、お生抜きから今日まで「都合のいい時」だったと思います
歳のせいだとか、自分の体験のせいなんでしょうが、少し心が広くなった気がします
ばあちゃんのお墓の事だとか、離檀の事を後悔はしていません
先の事を考えると、やはりこの選択がベストかどうか分からないですが、相当ベターなものではあったと思います
湖西のお墓にももちろん出かけるんですが、花井寺にもちょくょく寄らせていただこうと思いました
ばあちゃんが「それでいいよ」って言ってくれてる気がします
ご住職、これからもよろしくお願いします!!
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