日曜日の快眠館のコンサートでの反省
演奏は思ったほど悪くなかったけど良くもなかった
それ以上にMCが…これじゃ、ハイブリッジこうだいの事言えないなぁ…と思い反省
現場で考えるのである程度は仕方ないとは思うが、ダメなのは「話が長い」、「まとまってないので伝わってるんだろうか?」なんだろうな
竹内まりやさんの「駅」のMC
いい曲なのだが、歌詞が…と言う話題で練習の時に安藤先生と話していて、本番で振られたのだがこう言えばよかったかな、と反省してみる
- 主人公の女性が電車の中で元彼を見つけたお話である
- 竹内まりやさんの曲は大好きだが、歌詞がちょっと上から目線である
これは、彼女の旦那である山下達郎さんの発言である
自分の歪んだ心で解釈すると
- この元カレはこの女性目線だと仕事や家庭の事で疲れている
きっと僕のように禿げ上がっている
↑安藤先生がここで「ハゲとはどこにも出てきませんけどね」ってのはウケた、Nice !!
私と結婚していればそんな風にならないのに ← 上からである
第一、この女性がそう見ているだけで、元カレが自宅に帰ってたら元気な奥さんとお子さんがお出迎えしてくれてメチャ楽しい生活してるかもよ
グダグダ考えてるんなら声かけて確認してみればいいじゃんか!! - 歌詞に「今になってあなたの気持ち 初めてわかるの痛いほど私だけ 愛してたことも」とある
何でそんな事言えまんねん、どんだけ上からなんですかって話ですよ
第一、元彼がそんなメンヘラなあなたから逃げたくてお別れしたかもでしょーよ - そうは言いながら、とてもいい曲だと思っている
谷川俊太郎さんがよく「音楽には、意味がない」って言ってるけど、こう言う歌詞に意味はあるんでしょうか、と聞いてみたい
って、俊太郎さんの言う「音楽には、意味がない」ってのはこちらのページにある通り、音楽には、意味がないから。意味がないのに、人を感動させるでしょ? だから僕も子どもの頃、感動したのは音楽が先だったんですよ。そのあと詩を書きはじめて言葉と出会ってから、言葉というのは困ったもんだな、とずっと思っているんです。言葉にはどうしても意味がつきまとうじゃないですか。嘘もつくし、変な誇張もするし。音楽はそんなこと一切ないから。
って事なんだけど、ここでは言わない
こんな感じに話せたらよかったかも
ミュージカルの話
「レ・ミゼラブル」を映画で見た時の話をしたのだが
内容としては「基本映画で再現されるミュージカルは好きではない」と言う話
なので反省点としては
- 劇場公演のミュージカルでは好きなものもある
木の実ナナさんと細川俊之さんの「ショーガール」とか「42nd Street」は大好き - 「サウンドオブミュージック」とか「雨に唄えば」みたいなミュージカル映画は好き
- 「レ・ミゼラブル」も舞台で見るのならどう思うか分からないが、「映画」として観てしまったので、このような感想になってしまう
「ひまわり」
「ひまわり」の演奏前は「この映画はイタリア・フランス・ソ連・アメリカ合同制作で、公開の際にいろいろあったみたいです」で終えたので、それはそれでよかったと思うが、ここで俊太郎さんの
音楽には、意味がないから。意味がないのに、人を感動させる
を引用すればよかった…と反省
自分自身の経験で
- ロシア・ウクライナ戦争が始まってから PPM を歌いたくなくなった、と言うか気楽に歌えなくなった
- 英語とは言え歌詞に意味があるからなのではないかと思う
それまでにも中東やアフリカ、香港などで戦争・紛争はあったのに…
で、武満さんの話をしたかった
- 武満さんは現代音楽で有名だが、映画音楽やポップスも書いている
- 俊太郎さんとのコンビで書かれた「死んだ男の残したものは」と言う曲があるのだが、「メッセージソングのように気張って歌わず、『愛染かつら』のような気持ちで歌って欲しい」と言っていたのだが、僕はこの意味が分からなかった
- 武満さんと親交のある小室等さんに(絵本専門店タプタプで)どういう意味なのか直接伺った事があるのだが、それでもよく分からなかった
- で、ロシア・ウクライナ戦争が始まってやっと分かった
(近い地域での戦争のせいか、やっと戦争を実感することができたのだと思う)
僕の解釈としては
「平和でないとこう言う歌を『愛染かつら』、流行歌のように歌えないでしょ」
そう言う武満さんのメッセージだったんではないかと思うんです
意外と短くまとまるじゃん、これなら話してもよかったな
以上、反省おわり
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