朝、俊太郎さんが亡くなった事を知った
X や FB で賢作さんが投稿してくれていた
関係各位
— 谷川賢作 (@tanikenn) November 18, 2024
訃報
詩人・谷川俊太郎(たにかわ・しゅんたろう・本名同じ)は、2024年11月13日22時05分、老衰のため、杉並区内の病院で逝去いたしました。
享年92(1931年12月15日生)。
葬儀は故人の生前の意志により、近親者のみにて執り行いました。
イギリスの大手新聞「The Guardian」でも報道されているみたいです
92歳だったんですね、ある程度覚悟はしていたけど、やはりなくなったと聞くと寂しいですね
俊太郎さんと初めてお会いしたのは2005年に行われた TapTap のイベント「絵本の中のことばたち」で、僕は映像送出担当だったんですが
「そのパソコンには光学磁気ディスク装置はありますか?」と背後から声が聞こえ
「なんだ、このおじいさん?」と思ったら、それが俊太郎さんでした
光学磁気ディスク装置…当時はCDドライブのことだったんですが
「あっ、正しい日本語、さすが谷川俊太郎!!」と思ったのを覚えています
打ち上げの時に「変な日本語喋れんよなぁ…」と思い、一言も話しかけられなかったのを覚えています
御子息であるピアニスト・作曲家の賢作さんが打ち上げに誘って下さいました
終演後、俊太郎さんの荷物を持ってまずホテルに行きました
俊太郎さんに「僕、『夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった』が大好きなんです、自分の中で若い頃の俊太郎さんは「強くて大きくてカッコいい」と言うイメージなんですけど、あんな一面もあるなんて…」と話しかけると
「かいかぶりすぎじゃない?」と一言返してくれました
打ち上げで、俊太郎さん「玉子かけご飯」を頼んだんですが
「ご飯が…美味しくない」と…
俊太郎さんはお疲れなので先にホテルに帰りました
その後、賢作さんも含めみんなで「玉子かけご飯」食べてみたんですが
「んっ、フツーに美味しいよ…」
ってことがありました
「ご年輩の方はご飯の味に敏感なのかなぁ…」って話になりました
以前から買おうと思っていた「生きてるってどういうこと?」を購入しました
対談動画もアップされていますね
この本だけでなく読めていない本たくさんあるんですが、俊太郎さんの詩は急いで読むものでもないので、読みたくなった時にゆっくり読ませていただきます
たくさんの素敵な詩をありがとうございます
御冥福をお祈りいたします
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