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ひとり言

谷川俊太郎さん

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朝、俊太郎さんが亡くなった事を知った

X や FB で賢作さんが投稿してくれていた

イギリスの大手新聞「The Guardian」でも報道されているみたいです

92歳だったんですね、ある程度覚悟はしていたけど、やはりなくなったと聞くと寂しいですね

俊太郎さんと初めてお会いしたのは2005年に行われた TapTap のイベント「絵本の中のことばたち」で、僕は映像送出担当だったんですが

「そのパソコンには光学磁気ディスク装置はありますか?」と背後から声が聞こえ

「なんだ、このおじいさん?」と思ったら、それが俊太郎さんでした

光学磁気ディスク装置…当時はCDドライブのことだったんですが

「あっ、正しい日本語、さすが谷川俊太郎!!」と思ったのを覚えています

打ち上げの時に「変な日本語喋れんよなぁ…」と思い、一言も話しかけられなかったのを覚えています

2度目は2015年にプラットで開催されたイベント

御子息であるピアニスト・作曲家の賢作さんが打ち上げに誘って下さいました

終演後、俊太郎さんの荷物を持ってまずホテルに行きました

俊太郎さんに「僕、『夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった』が大好きなんです、自分の中で若い頃の俊太郎さんは「強くて大きくてカッコいい」と言うイメージなんですけど、あんな一面もあるなんて…」と話しかけると

「かいかぶりすぎじゃない?」と一言返してくれました

打ち上げで、俊太郎さん「玉子かけご飯」を頼んだんですが

「ご飯が…美味しくない」と…

俊太郎さんはお疲れなので先にホテルに帰りました

その後、賢作さんも含めみんなで「玉子かけご飯」食べてみたんですが

「んっ、フツーに美味しいよ…」

ってことがありました

「ご年輩の方はご飯の味に敏感なのかなぁ…」って話になりました

以前から買おうと思っていた「生きてるってどういうこと?」を購入しました

対談動画もアップされていますね

この本だけでなく読めていない本たくさんあるんですが、俊太郎さんの詩は急いで読むものでもないので、読みたくなった時にゆっくり読ませていただきます

たくさんの素敵な詩をありがとうございます

御冥福をお祈りいたします


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