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XCM6035 に指向性をつけてみる

YouTube ライブ配信での音量や音質…まだまだお悩み中です

音質に関しては自分もそれほど分かっていないんですけど、ギターの音がそれなりにそれっぽく聞こえればと思っています

それより音量なんですよね、それとできれば使用マイクは少ないほうがいい

以前から感じていたんですが、音量音質は20204年5月にハイブリッジと配信したこのライブが一番いいのではないかと思っています

動画では、多分 OBS のノイズリダクションと言うかリミッターがかかりすぎているのと、ミキサーの調子がおかしかったのでおかしな音声ではあるんですけど、その影響を受けていないと思われる箇所の音量と音質はこれがいいなと思いました

このときはダイナミックマイク使っています

なので、「コンデンサーマイクでも指向性がつけばいいんじゃね?」と思い今回の実験に至っています

自作コンデンサーマイクのほうが小さくて取り扱いやすいし音圧もダイナミックマイクより高いしね

で、ルーターとドリルでまずマイクに 1mm の穴を開けました

端子にケーブルをハンダ付けします

XCM6035 を納めるためのパイプです
白いのは内径 6mm 外径 8mm 長さ 4cm にしました
グレーのパイプは内径 4.2mm 外径 6mm 長さ 1.5cm です

いつもなら、穴のことを考えないので、この白いパイプに ECM を納めたらエポキシ系接着剤を詰め込んで接着と言うかポッティングと言うか、とにかく固定するんですが、今回は ECM 後部に空間を作らないといけないので、グレーのパイプをケーブル取り出し側に取り付けました

グレーのパイプと白いパイプを接着、グレーのパイプとケーブルは接着剤多めにして固定するって感じです
接着剤はいずれもエポキシ系接着剤です

白いパイプに穴をあけたくてダイソーで買ってきたルーター用の工具です

こんな感じで白いパイプとグレーのパイプをセットします
白いパイプの内1本には外部の空気(音)が流れるように穴をあけました
もう一本には穴をあけませんでしたが、「穴をあけるならココ」と言う位置に油性マジックで印をつけておきました

こんな感じで白いパイプとグレーパイプ・ケーブルを接着して固定

エポキシ系接着剤が徐々に中にはいるのでちょっと盛っておきました

エポキシ系接着剤が流れて来ていないか、穴をあけたパイプを確認しました
大丈夫みたいです

こちらが、穴あけなしのパイプ
なんでこれを作ったかと言うと…どうなるか分からなかったからです笑
良い結果が出るかもしれないし悪い結果かも…とにかく分からなかったです
もし穴なしでいいなら、その方が穴あけの手間がなくなるんでって理由です

こんな感じで完成!!


今日指向性測定しました

条件は以下の通り

  • UA-25EX の SENS は8
  • ECM と音源(ホワイトノイズ)の距離は 30cm
  • ECM の正面と左右45°、90°の位置で音量測定
  • ダイナミックマイクでも測定 ← ダイナミックマイクは録音音量が小さくなりすぎたので音源との距離を 10cm にした

こんな感じで測定

測定結果:各トラックは上から

  • 今まで使っていたマイク「基板・プラに穴なし」
  • 「基板に穴あり、プラに穴なし」マイク
  • 「基板・プラに穴あり」マイク
  • ダイナミックマイク

これだけ見てもよく分からないなぁ
マイクと音源が近すぎるのかなぁ…

ただ、「基板・プラに穴あり」マイクは低音がごっそり削られていました

以下のスペアナは

  • 上左:今まで使っていたマイク「基板・プラに穴なし」
  • 上右:「基板に穴あり、プラに穴なし」マイク
  • 下左:「基板・プラに穴あり」マイク
  • 下右:ダイナミックマイク

指向性が強くなると低域が削られるんだそうです by チャッピー (Chat-GPT)

マイクが何を聞いているかによってもちろん波形は変わるんですけど、これだけみると使えるような気にもなります

が、実際のに声を入れてみても音はドンシャリどころかスカスカな感じです

ただ、話が全く変わっちゃうんですが、このマイクをギター内部に入れてみるとタンボーラがまぁまぁいい感じなんすよ

YouTube ライブ配信に直接は使えないんですけど、もしかしたら内蔵マイクとして考えていけるかも

YouTube ライブ配信用にしても、筐体(プラスチック部分)がすごく影響していることが分かったのでそれだけでも収穫かも

大成功!!

とは言えませんが、得るものはありました

のんびりがんばろっと


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