サミゾさんから送っていただいた自分史「継ぎはぎだらけの無謀人生」読了した。

内容は殆ど佐溝さんから聞いていた事柄が多いけど、活字になると改めて「なるほど~」ってなるよね。
読んでて、掲載されていないサミゾさんの面白い部分を思いだした。
ひとつはサミゾさんの言葉。
サミゾさんの言葉は突然昔言葉になる。
ある時、としなり師匠と3人でイベントに出かけた時の事。
信号が青から黄色に変わる時、サミゾさんが「ほい、きなだぞん!!」と言った。
としなり師匠が必要以上(?)にウケてしまい笑いが止まらず…。
自分にも伝染して笑いが止まらず…。
もうひとつ、光輝寮でのギター教室が終わるとティンガティンガで珈琲飲むんだけど、その時の話。
サミゾさん、本読んでも分かる通りの頑固者ではあるんだけど、たまに偏ることもある。
サミゾさんが豊梱で働いていた頃だと思うが、
「事務所の奴らなんて現場を知らんから好きなことを言う。」みたいなことを言っていた。
現場は大変で、事務系はそうでもない…みたいな。
「それは偏り過ぎだよ~。」
たしか自分は現場から設計に移動した時期で「現場の方が楽」と考えていた。自分の図面がミスしたら叱られるのは当然としても、現場の人からいちいち「なんで?」と思うような事を言われたからだと思う。
すごく人当たりがいいし、誰にでも好かれる感じがするサミゾさんだけど、ほんの中にもある通り Snob は嫌いみたい。徹底的に嫌いな気がする。
だから、サミゾさんとうまく付き合えなかった人もいると思う。
主に仕事場の人になっちゃう気がするけどね。
関係ない人なら関わらないもんね。
初めてサミゾさんちに言った時はまじで感動した。
本当に一面看板だらけなのである。2階にはブランコがあった。
博物館みたいな家で本当に楽しそうだった。
サミゾさんは歌うのも大好きな人である。
2007年4月14日(土)にタプタプで弟子たちライブを開催する時に看板を借りたのだが、ついでに歌ったくれた。歌がメインなんだか看板借りるのがメインなんだかよくわからなくなったが、こんな感じで歌うのであった。












ちゃんとそれなりの扮装してくるから流石だよね。
サミゾさんのバックで「ヨイトマケの唄」よく弾いたなぁ。
「憲兵伍長の伝説」ってのもよく聞いたなぁ。
どこかのコンサートでサミゾさんが朗読した茨木のり子さんの「寄りかからず」も忘れられないなぁ。確か朗読のバックで「アルハンブラ」をギター三重奏で演奏して「思いの外暗いアレンジだなぁ…」と思っていたのだが、それが返ってぴったりな雰囲気になった気がする。
サミゾさんが「こうありたいんだよね。」みたく言っていた気がするが、自分も「ホントだなぁ…。」と思ったのを覚えている。
「倚りかからず」 茨木のり子
もはや
できあいの思想には倚りかかりたくない
もはや
できあいの宗教には倚りかかりたくない
もはや
できあいの学問には倚りかかりたくない
もはや
いかなる権威にも倚りかかりたくはない
ながく生きて
心底学んだのはそれぐらい
じぶんの耳目
じぶんの二本足のみで立っていて
なに不都合のことやある倚りかかるとすれば
それは
椅子の背もたれだけ
本を送ってもらったお礼も言いたいし、10月のお休みに豊川のサミゾさんちに遊びに行かせてもらおうと思う。
サミゾさん、甘い物好きだから、なにか買った持っていこうっと!!


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