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YouTube 動画への著作権の申し立て

9月中旬からアップしているヤマハテキストの演奏動画に対して、YouTube から「『動画への著作権の申し立て』がされていますよ~。」と連絡が来た曲があるのでまとめてみました。

111 曲中 8 曲に申し立てが来ました。

指摘された曲はパッと見てパブリックドメインなんですけどね。
どういうアルゴリズムでこういう申し立てができるんだか…。

こちらとしても、「異議申し立て」するんだけど、「異議申し立て」するのもそれならに手間取るので、相手方にもそれなりのペナルティー与えてほしいなぁ…。

曲名作曲者アップロード取り下げ日
グリーンスリーブス – 高音
Vol.1 33ページ
イギリス民謡9月20日9月23日
グリーンスリーブス 高音 旋法2種類
Vol.1 33ページ
イギリス民謡9月20日9月27日
マリアエレナ
Vol.2 26ページ
L. バルセラータ9月25日10月25日
清き流れ
Vol.2 38ページ
F. タレガ9月26日10月26日
君を想いて
Vol.2 35ページ
A. アルバ9月26日10月26日
ポコアレグレット
Vol.2 44ページ
F. カルッリ9月26日10月27日
ロマンス
Vol.2 49ページ
F. カルッリ9月26日10月20日
アンダンテ
Vol.2 50ページ
F. カルッリ9月26日10月27日

「動画への著作権の申し立て」はアップロード直後に YouTube ダッシュボードに表示されます。自分は「異議申し立て」するとしたら、基本アップロード直後にするので「アップロード = 異議申し立て日」だと思ってください。

「取り下げ日」は以下の日を指します

  • 権利主張している人が異議申し立てを認めた日
  • 権利主張している人が何もしなかったら、「異議申し立て」を受けてから30日

と言う事になります。

権利主張している人が30日経過しても何もしない場合はこんなメールが「YouTube チーム」から来ます。

異議申し立ての確認が 30 日以内に行われなかったため、お客様の YouTube 動画に対する著作権の申し立ては取り下げられました。

「権利主張」してるのに
 放置してんじゃねーよ~!!

って思っちゃいますね~


著作権に関しておかしいなぁと思う事が他にもあります。

ヤマハテキスト Vol.2 の 47ページ に映画音楽でカルロ・ルスティケッリ作曲の「鉄道員」があります。
この曲は作権が消滅していないのに指摘がないんですよ。

なんでなんだろね?


上の件とは関係ないんだけど、ショート動画と通常動画では使用許諾範囲に関して違いがあるみたい。

チャッピーに聞いてみたらこんな回答。

  • 通常動画(長尺)
    一部の権利者は「収益をシェアする(広告収益を取る)」設定をしてる。だから動画自体はブロックされず公開される。
  • ショート動画(Shorts)
    一部のレーベルは「自分たち以外の音源使用を全面ブロック」設定にしてる。このため、まったく同じ演奏でもShortsではブロックされるということが起きる。

つまり、著作権の扱い設定が「通常動画」と「Shorts」で別になってるんだ。

ちなみにこれに該当した曲は以下の曲です。
(2025年11月18日に公開予定です。)

オルフェの唄 ~ ヤマハテキスト Vol.2 30ページ ~

ショート動画だと「全世界でブロック」されちゃうんで、通常動画に編集してアップロードしました。


YouTube とお付き合いするのも色々あって、手間取ることあるよね。

でも…

知らないってわけにも行かないし
Google さんが膨大な権利関係を整理・手続きしてくれているから、
この界隈が成り立ってる訳なんで…

できる限りの事はしないとね。


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