アルバート氏の人生 (アイルランド Albert Nobbs)

今日は朝から浜松へ向かう。
映画館に行くまで、風が強い強い・・・。
浜名バイパスでの車の揺れ方が尋常ではなく、ちょいと恐かった。

シネマイーラでアルバート氏の人生を見た。

主人公アルバートの純粋で質素な生き方に、とても感動しました。
主演のグレン・クローズは、この役にとてもこだわっていたようで、その事がこの映画のすばらしさにつながっていたのだと思います。

それとアイルランドの映画という事で、音楽も楽しめました。
エンドロールで流れる人名に孫・子孫を示す接頭語である「O’」が付いていて「おぉ~、アイルランドぉ・・・。」とミョーな喜び方をしてしまいました。

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作品情報

名女優グレン・クローズが主演に加え、プロデューサー、共同脚本を務め、19世紀のアイルランドで性別を偽って生きる女性の姿を描いた人間ドラマ。
男として、ホテルでウェイターをするヒロイン、アルバートが、彼女の人生を変える男性と出会い、本当の自分に目覚めていく。
2011年の東京国際映画祭で上映され、主演女優賞を受賞。

スタッフ
監督 ロドリゴ・ガルシア
脚本 グレン・クローズ 、 ガブリエラ・プレコップ 、 ジョン・バンヴィル
原作 ジョージ・ムーア
製作 ボニー・カーティス 、 ジュリー・リン 、 アラン・モロニー 、 グレン・クローズ
撮影 マイケル・マクドノー
プロダクション・デザイン パトリツィア・フォン・ブランデンスタイン
音楽 ブライアン・バーン
主題曲/主題歌 シンニード・オコナー
衣裳デザイン ピエール=イヴ・ゲロー
字幕 松浦美奈

作品データ
原題 Albert Nobbs
製作年 2011年
製作国 アイルランド
配給 トランスフォーマー
上映時間 113分

キャスト
アルバート・ノッブス グレン・クローズ
ヘレン・ドウズ ミア・ワシコウスカ
ジョー・マキンス アーロン・ジョンソン
ヒューバート・ペイジ ジャネット・マクティア
ベイカー夫人 ポーリン・コリンズ
ホロラン医師 ブレンダン・グリーソン
ヤレル子爵 ジョナサン・リース・マイヤーズ
ポーリー ブレンダ・フリッカー
キャスリーン ブロナー・ギャラガー

19世紀のアイルランド。
上流階級の人々に人気のモリソンズホテルでウェイターとして働くアルバートは、人付き合いを避けてひっそりと暮らしていた。
彼は長年、誰にも言えない秘密を隠していた。
それは、貧しく孤独な生活から逃れるために、女性でありながら男性として生きてきたということだった。
結婚せずに女性が自立するには、そうするしかなかったのだ。
ある日、モリソンズホテルにハンサムなペンキ屋のヒューバート(ジャネット・マクティア)がやってくる。
彼と相部屋になったことで素性を知られてしまうものの、自分らしく生きる彼の姿に影響を受けたアルバートは、自ら築き上げてきた偽りの人生を捨て、本当の自分らしさを取り戻してゆく。
その一方、若いメイドのヘレン(ミア・ワシコウスカ)に対しては、自分の素性を隠しながらも好意を抱いてゆく。
密かにヘレンと愛し合うようになっていたボイラー職人のジョー(アーロン・ジョンソン)は、その事に気づき、ヘレンを通じてアルバートを利用しようとする。
働く女性にとって不自由な時代、男性として孤独に生き、女性としてのアイデンティティを見失っていたアルバートは、様々な人たちに囲まれながら、自分らしく生きる希望の扉を開き始めるが・・・。

久々にすごく感動した映画なので、今回は画像がいつもより多めになってしまいました。

 印象に残ったシーンは、アルバートが自分の部屋でコツコツ貯めているお金を数えながら「あと半年で600ポンド・・・。」と言うシーン。

質素に生きている姿勢に何とも共感してしまった。

できれば、タバコ屋さんになって欲しかったなぁ・・・とも思った。

今日の映画は奥さんも気に入ったらしい。
見終わってすぐに「いい映画だったね。」と。
奥さんに言われたのだが、アルバートが思いを寄せた(この表現は?な気がするのだが。)ヘレンはアルバートのお母さんの写真に似ていた、との事。
「最後のシーンでペイジがお母さんの写真見てニヤッとするじゃん。」

全然気がつかんかった。
意外とするどい、僕にはない観察眼。
たまにびっくり。

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