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ひとり言

ジョン・ウィリアムス 名古屋公演

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今日は待ちに待ったジョンのライブ。
2011年に名古屋電気文化会館に出かけた時に見つけたジョンのリーフレット
中止になった幻の来日から2年、やっとジョンに会える。
朝から楽しみに出かけましたぁ。

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会場に着くとCD販売コーナーに「サイン会」のお知らせあり。
「しまったぁ、耳コピした譜面もってくるんだったぁ。」

実は、2009年の来日の時にそう思ってずっと後悔していたのである。
同じ後悔再び・・・泣く。

今日はAプロ。
とにかく、出だしからジョンの音!!

いつものように小走りでステージに現れ、「こんばんは!!」とご挨拶。
これには、客席も大喜び。

リュート組曲第4番からスタート。
プレリュードを弾き終えたところでなぜか、「Please wait 1minute.」と言ってステージから姿を消す。 どうしたんだろ。
この前後、PAを気にしていたので何かあったのかな?
前から4列目と言う事もあり、生音が大きい感じはして「ラッキー。」とは思ったんですが。
戻ってからすこしスピーカーを操作していました。
少々スピーカーからの音が大きくなった気もしました。

その後、ルールから再開。
美しいわぁ・・・。

その後は新譜から4曲。
どれもこれも美しい曲。
後でじっくりCD聴こうっと。 前半ラストの「マリンケ・ギターズ」を弾く前にジョンが「この曲には西アフリカのメロディーが使われています。」と解説。
いい曲だなぁ・・・。

ここで、前半終了、休憩タイム。

後半はアストゥリアスからスタート。
次にアルハンブラ宮殿の思い出。
皆さんご存じの曲とあって観客席の拍手が一段と大きくなったように感じました。

その後はジョンの作品4曲。
新譜からのステッピングストーンズ第1番とオッド・ナンバーズを知らなかったのでどこで切り替わったのか分からなかった。(泣)
そして、フロム・ア・バード第3番、ハロー・フランシスへと続きました。

この辺りでずっと咳をしていたジョンが上を指さし「air conditioner.」と一言。
鼻声のようにも感じたので「風邪でも引いているのかなぁ?」と心配していましたがちょっとだけ安心。
でも、ジョンの気配りなのかも。

そして、カヴァティーナ。
リュート組曲4番のプレリュードでも思ったのですが、これまでと運指が違うではないですか。
僕のようなジョン信仰者としては、ジョンの運指まで真似したいのですよ。
でも、何度か見たジョンの運指はいつも違う箇所がある。
「もう、真似するのやーめた。」と思っちゃいました。

続いてバリオスのワルツ第3番。
ジョンの弾くストゥーヴァー版をやっとこさ手に入れたので練習したいなぁ。

そこからは僕も弾いてるベネズエラの曲が3曲。
ジョンの何が好きって、音色はもちろんなのだけれど、やはりリズムかなぁ。
ジョンの演奏を聴くと、手拍子したり足を踏みたくなっちゃうのです。
そんなギタリストって中々いない気がします。

アンコールはプレトリウスの「3つのダンス」とバリオスの「フリア・フロリダ」。
中々鳴り止まない拍手、スタンディングで拍手する方も見えました。
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そしてお楽しみのサイン会。
普段着に着替えたジョンがミネラル・ウォーターを持って参上。
お客さん大喜び。

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ステージで見るよりも顔色も良く感じました。
中には握手までしてもらう人もいました。
握手は禁止ではなかったかも知れませんが、これが出来ないんだなぁ、僕は。

これがジョンの新譜とサイン。
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今日のジョンにはもう1つ気になる事が。
演奏中ジョンは何度か爪を気にしていました。
親指と中指(だったか薬指。)。
サイン会の時に見ようと思ったのですが、嬉し過ぎて舞い上がってしまい、見逃しましたぁ。
その後も見ていられたので、遠目で確認したのですが、やはり爪が短いような。
もしかしてつけ爪してたのかなぁ?
この辺りも雑誌関係の方に聞いて欲しいところです。

始めてジョンを見たのは1980年、スカイで来日した時。
フランシス・モンクマンが脱退していたので少々残念だったが、それでもジョンを生まれて始めてみてすごく嬉しかった。

次は、1995年。
ちょうどサラリーマン辞める時。
まだ在籍していたが、辞める事を伝えていたので当初予定されていた2公演を見てとても感動した。

次は1998年名古屋。
この時はオーケストラとの協奏曲もあったなぁ。
最前列で見る事が出来て本当に嬉しかった。

次は2003年大阪。
CD「解き放たれた悪魔」が発売された後の公演で、今日も弾いたが「Los Caujaritos」や「El Totumo de Guarenas」カッコよかったぁ。
もちろん「Como llora una estrell」も。
ただ、時間の都合でアンコールを聴けず。
帰り道で「大阪なんて嫌いだぁ~。」と叫んで奥さんに怒られたなぁ。
大阪の皆さんすみません、一時的な発作ですから。
サラリーマン時代にもお世話になった大阪、ホントは大好きですよ。

そして2009年東京
二日間連続公演。
会場に着くと「サイン会」がある、と聞いて大喜び。
ただ、「これが最後なのかなぁ。」と寂しくもなった。
過去ログです。
ジョン・ウィリアムス 一日目
ジョン・ウィリアムス 二日目

2011年は幻となった公演
ジョン・ウィリアムス 幻の来日

そして今日。
本当にもう日本に来ないのかなぁ。
しかも引退なんて・・・。
現代ギターやアコースティックギターマガジンのインタビューを早く見たいような見たくないような。

サイン会の時にどこかの方が「Please come to Japan again. Some day.」と言うとジョンが(聞き間違いではないと思うけど) 「One day」と答えていた。
どういう意味なんだぁ。
英語に堪能な方、ぜひとも教えて下さぁい。

コンサートが終わってものすごい寂寥感、もう何も考えられない。
いつもなら、「ギター練習せんとイカン!!」となるのですが。
「ジョンが引退・・・もう日本に来てくれない。」と言うだけで「はぁっ。」って感じ、何かすごい寂寥感。
妻に冗談言われても「今、腑抜けてるから・・・。」

やっぱ、東京も行きたかったなぁ。
2回は聴きに行きたかったなぁ。

とか

ジョンにもっと大きな声で「サンキューベリベリマッチ」って言いたかったなぁ。
ジョンに目を合わせて「Thank You !!」って言って欲しかったなぁ。
Bプロも聴きたかったなぁ。

なんか、楽しい事が全然浮かばない・・・。

10月18日追記。
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昨日妻が撮ってくれたこの写真を見て、妻が言ってくれた。

「あなたが『サンキューベリベリマッチ。』って言った時にジョンがあなたの方を向いてにこっとしてくれただよ。英語喋ってた人は別にして、シャイな人にはちらっと見て頭を下げるくらいだったじゃん。こんなにニコってしてくれてたんだよ、良かったじゃん。」

そうだったのか、つまり「サンキューベリベリマッチ。」は届いていたんだ。
そう聞いただけで少し元気が出た。
頑張らんといかん気分になってきた。


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