弟子達ライブで裕一君と二重奏をするのだが、彼のギターは音量がないので、手元にあるギターを貸しだそうと、古いギターを出し入れしていたら、高校時代に買ったギターが出てきた。
昭和54年3月製作と書いてあるので、僕が高校時代、または社会人になってしばらくして購入したものだと思う。
このギター、2006年にブリッジがはがれてしまって名古屋の加納木魂さんに修理していただいた。
それからは、「もうおばあちゃんだから、お休みしててね。」ということで、ずっと弾いていなかった。
弦が付いていたので(もちろんサビサビだが。)張って弾いてみた。
何という響き、いい音である。(と感じるのは僕だけでしょうね。)
このギターはネックは太いし厚いし、とても弾きにくかったのだが、なぜかそんな事はあまり感じなかった。
ただ、ネックはソリというか歪んでいるので、サドルを相当削った気がする。
そのため、6弦などは大して強く弾かなくてもビビってしまう。
それでも、「やっぱり君の音が一番素敵だよ・・・。」と声をかけてしまうのである。
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