あんとんさんち ロゴ

ひとり言

携帯電話

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昨日午前の事である。

お客さんのところで仕事をしていると携帯電話が振動した。
(僕の携帯は通常マナーモードなのだ。)

公衆電話からだった。

誰かと思って出てみると KanTapさんだった。

昨日 KanTapさんは ChieTapさんとふたりで、兵庫県立芸術文化センターへ音楽劇「赤毛のアン」を見に行っていた。

僕 「どうしたのぉ?。」

KanTap 「ChieTapがいなくなっちゃってぇ?。」

ChieTapさんが迷子になったらしい・・・。

KanTap 「あんとんさん、ChieTapさんの携帯の電話番号分かりますかぁ。」

ChieTapさんの携帯の電話番号を伝えた。

僕 「気をつけて行ってきてねぇ。ChieTapさんが見つからなかったら、また電話してねぇ。」

と伝える。

それにしても楽しいコンビである。
KanTapさんが、ChieTapさんの携帯の電話番号が分からずに、僕のところへ電話してくるのも笑ってしまう。
楽しい二人組である。

この日は、また電話があるかも知れない、と思いずっとマナーモード解除。

お二人からは電話がなかったので無事に鑑賞してきたのだろう。

ただ、このマナーモード解除が僕にとって幸いする。

夜、別のお客さんのところで仕事をした。
少しおしゃべりをして「それじゃぁ。」と帰途につく。

その途中・・・。

ないのだ、携帯電話が・・・。

あわてて引き返す。

「○○さん、僕、携帯忘れてなかったぁ??」

○○さんに僕の携帯へ電話して貰った。

○○さんのお宅にはなかったのだが、車の方から携帯のベルの音が・・・。

「ごめんねぇ。」と言って○○さんのお宅を後にした。

KanTapさんと ChieTapさんのことを笑っていられなくなった。

ChieTapさんが迷子にならなければ、僕の携帯はマナーモードだったのだから。

○○さんに電話して貰っても見つけられなかったかも知れない。

KanTapさんとChieTapさん、ありがとう。


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