山田正紀さんのSFを久しぶりに読んだ。
若い頃(とはいっても30才くらいまで)いろんな本を読んだが、SFが好きだった。
中でも、山田正紀さんのは秀逸だと思って読んでいた。
この「竜の眠る浜辺」は20年前くらいから「読みたい。」と思っていたのだが、当時店頭にはなく、今のようにネット通販はないし、図書館にもない。
結局、そのまま現在に至ってしまっていた。
3週間前に田原の図書館へ行った時に借りることができたので楽しみにしていた。
久しぶりに一気に読んだ。
山田正紀さんの作品としては、展開が緩やかな気がしたが、やはり文章のタッチは山田正紀さんである。
満足、ひさしぶりに「本を読んだ」という感じ。
それにしても、文庫本を借りたのだが、老眼鏡をかけて読んだので、目が疲れる、疲れる。
目にあわないのかも知れないが、こんなに疲れるなんて、悲しいものである。
我が家の奥様に「なんで、単行本を借りなかったの?」と言われた。
そうなのである、単行本もあったのだが・・・。
なぜか司書の人に「単行本と文庫本がありますが、どちらにしますか?」
と聞かれて、即座に「文庫本をお願いします。」と言ってしまったのである。
昔からずっと文庫本を読んでいるので、癖なのである。
パソコンやってて目が疲れるのは分かっていたが、本を読んでも疲れるなんて・・・。
目医者さんへ行くべきか・・・?
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