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ひとり言

クラシックギターのピックアップ

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ここ2年半くらいクラシックギターにつけるマイクを作りたくて、調べたり、教えてもらったりしているのだが、電気の知識もなく、手先も不器用なのでなかなか進まないが、今までやったことをまとめておこうと思う。

最初に購入したもの

2016年の2月に以下の商品をアマゾンで購入。

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3月のイベントまでお世話になりましたが、どうしても生音に影響が出るので、取り外しました。

コンデンサーマイクやシリコンマイク

で、次に見つけたのが「ShinさんのPA工作室」などで見つけたコンデンサーマイク。

自作したくなりいろいろ購入。
昔から電子工作に対するあこがれもあり、いろいろ買っちゃいましたよ。

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お勉強しながら楽しんでいました。

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こんな感じでいろいろ実験しました。
この頃はシリコンマイクもいじっていました。
シリコンマイクはコンデンサーマイクより若干性能が劣るようですが、コンパクトだし、僕の耳では差を感じなかったです。

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ギター教室の森さんにもいろいろ教えてもらいました。
森さんはサラリーマン時代に電気関係の仕事をしていて、すごく詳しくて親切にいろいろ教えてくれました。

とても悲しい事ですが、森さんは2017年10月に病気で逝去されました。
今でも「森さん、教えて下さぁい。」と思う事がたくさんあります。

タンボーラ

ご存知の方も多いと思いますが、クラシックギターではタンボーラと言う奏法があります。
ブリッジ当たりの弦をたたくんですが、打楽器のような音に弦の音が混じり牧歌的な雰囲気を出すことができます。

コンデンサーにしろ、シリコンにしろ、「ギター内部に設置する」と「タンボーラ」はボコボコ言うんです。
打音のみが強調されて、弦の音がほとんど聞こえないんですよね。

相当低音を削れば何とか聞こえるんですが、僕の知識ではどうにもなりません。orz

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いろんな位置で試したんですが、この辺りはだめでした、「ボコボコ」言います。

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この辺りなら、すごくいい感じの音になりました。

ただ、一番上に書いたアマゾンで購入したマイクを付けた時に、エンドピンジャックを取り付けたので、できればボディー内に納めたいのですが…今の所無理そうです。

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Andoer 製ピエゾマイクを分解

アマゾンで買ったピエゾを分解してみました。
これをブリッジ下辺りのボディ内部に貼っていたんですが、小さい音、柔らかく弾く音ならまぁまぁいい感じの音でした。

が、ライブで音量を上げると、どうもプラスチックみたいな音になるというか、アタックの音が極端に大きくて、伸びがなくなるんです。

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マイクを収める筐体とか

マイクをそのまま納める訳には行かず筐体づくりも苦労しました。

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フリスクの箱が一番近かったんですがねぇ、もう少し小さくしたかったです。

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「手びねりプラスチック」ってやつでケースが作れないかとも思ったんですが、ちょっと無理そうでした。

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マイクを実装するにあたって「グースネック」の構造が知りたくなり、百均で購入して分解もしました。
これに関しては、こちらに記事を書いています。

結局ケースは…。

「『鉄は曲げられそうだけど切るのが厄介。』、『プラスチックは切れるけど曲げにくい。』、やっぱり木材しかないなぁ…。」と思い、木でケースを作りました。

こんなのなら、木工室クリクリのたかし君に頼めば朝飯前なんだろうけど、なんかやってみたくなったのですよ。

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ただ、やっぱり素人ですね、木がまっすぐに切れないのですよ。
カッターで切れるような薄い木だったんですけど、不器用すぎなんですかね。

冶具づくりだけで、1日以上かかりました、はぁっ・・・。

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鳴らしてみました

まぁ、それでも何とか完成しました。

とりあえず音は出ます。

が、ライブを考えるとハウリングが…。

やっぱりアマゾンで買った「Andoer」ってのは安価ではありますけど、いろいろ考えられているんですね。

ライブ用にはやはりピエゾかなぁ…とか思っています。
「ただ、こればっかりやってるとギター弾く時間がどんどんなくなるなぁ。」とかいろいろ思い悩んでもいますけど…。

ピエゾに関しては DEOEMON さんのサイトをよく拝見させていただいています。

FIND the ストローク DEOEMON

特にここはすごく参考になりそうなページです、DEOEMON さんすごいわぁ…。
な・・・長い・・・: FIND the ストローク DEOEMON

参考にさせていただいて、とりあえず思いついたことを試して、結果がまぁまぁならそろそろ切り上げようと思っています。(ギターの神様に怒られそうなので…。)

録音した

「はぁ、ため息」と思いながら「それでも録音しとくかぁ。」とパソコンとインターフェース(UA-25EX)を取り出して弾いてみました。

マイクの ボリュームは ECM 8 : ピエゾ 3 くらいです。

曲は佐藤弘和さんの「聖ヴァレンタイン・ワルツ」と「子守唄」です。

演奏は、まぁ置いといて、それなりの音ではないでしょうか?

今回の録音は全くエフェクトをかけていません。
たまに、「ブーン」と言う音が聞こえるかもしれませんが、僕の事務所の前は県道で、車の音が多いんです。
なので、弾いていても心が折れてしまいがちです。(p や mp でなんて弾けません…。)

個人的には気に入った音になった気がしますよ。(*^_^*)♪

 


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