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ひとり言

11月なので佐藤弘和さんの「11月のワルツ」を弾きました。

舞い落ちる枯葉がイメージされる素敵な曲です。
この曲は1992年に書かれました。
楽譜には「ためらいがちに 揺れるように」と演奏指示があります。
本当にそんな感じの曲ですね。

11月は僕の誕生月。
「60歳になりました記念」に弾きました。

この曲を知ったのは佐藤さんが亡くなったあとでした。
佐藤さんの曲集「青空の向こうに」の中に納められた作品です。
【2つのワルツ】として掲載されています。(もうひとつは「“街猫”のワルツ」)

つれづれなるままに書きとめた秋ころのワルツ。
例えば枯れ葉がヒラヒラと舞い落ちる様をイメージして。
つかみどころのない雰囲気で。
トリオでは表情を替えること。
D.S. するところを工夫して。

と作品解説には書かれています。

そんな風に弾けるようになりたいです。

今回もギターはマルチネス、内部のコンデンサー&ピエゾで録音しました。
でもやっぱり加納さんのギターで外部マスク録音のほうがいいですね。
録音もいつになったら納得できるようになるのやら…。

本当に素敵な曲なので佐藤さんがいる時に「11月は僕の誕生日なのでこの曲ください!!」って言っちゃったと思います。

これからも何度も弾いてブラッシュアップして皆さんに聴いていただきたいと思っています。


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