今日は「ロミオとジュリエット」と「太陽がいっぱい」を YouTube にアップロードしました
アップロード内容は以下の通りです
ロミオとジュリエット
作曲：ニーノ・ロータ
元々はウィリアム・シェイクスピアの著名な戯曲を映画化した作品ですが、何度か映画化されているようですね
この曲は 1968年に映画化された作品の曲で、ロミオはレナード・ホワイティング、ジュリエットはオリヴィア・ハッセーが演じていました
お話は何となく知っているんですが…実は観ていないんです、すみません…
オリヴィア・ハッセーがすごく綺麗だった事は何となく覚えています
太陽がいっぱい
作曲：ニーノ・ロータ
1960年公開の映画「太陽がいっぱい」です
僕はまだ生まれていなかったんですね、映画のタイトル等は知っていたのですが、この作品も…観ていません
アラン・ドロンがかっこいいんだろうな…くらいしか知らないです
なのに曲はラジオなどで何度も聴いていたので知っていました
ギター用アレンジは竹内永和さんの譜面を見ながら弾きました
先週からレッスンはお休みで「今年の夏は『summertime』を絶対録音してアップするぞ！！」
と思っていたんですね
そしたら何となく弾く気になったので「BLUE MOON」と「ひまわり」をアップしました
僕は楽譜をクリアーファイルにそれなりの種類別に入れていて、それらの譜面を何となく眺めていて「太陽がいっぱい」と「ロミオとジュリエット」が目に止まって、「これも弾こうかな」と思ったんです
この2曲、ギター教室の生徒さんだった森さんに頂いた譜面なんですね
森さんはすごく悲しいことに2017年に亡くなりました
もう5年も経つんですね
お盆なんで森さんが帰って来てて「これ、弾いてみてくださいよ」って言ってくれたんですかね？
介護などの疲れもあり、かつ腰も肩も痛くて、「今日はやっぱり無理かなぁ…」と思っていたのに…なんでか弾く気になっちゃったんですね
森さんは工業系の会社に勤めていて、当時、現役は引退していたんですが、近所の子供達に勉強を教えたりするような、賢くて、真面目でとてもいい方でした
いつもすごく親切で優しくて丁寧で「ジェントルマン」と言う感じの方でした
当時、僕はマイクの実験を色々していました
森さんは電気系の知識が豊富で、とても詳しいので毎週レッスン後に教えていただきました
● 5月下旬に健康診断で、6月初旬に検査をして、膵臓に悪性腫瘍が見つかりました
流石に落ち込んでいてギターの練習も中々できていなかったと僕の「レッスン記録」に記載されています
● 7月1日のレッスン記録にはこんな記載がありました
検査結果を聞いたそうだ。
手術はできないそうだ。
抗がん剤は以前の苦しみもあってやめるそうだ。
緩和ケアということになるそうだ。
腫瘍内科の話もしたのだが…再検査とか診断に向かう気力がわかないのだそうだ。
言葉が出ない…電気の話をした。
「佐久間さんは知っていますか？ご自分でお伝えしますか？」と言うと、「お伝えしてください。」との事だった。
こんな状態でも、僕にマイク（電気）のことを教えてくれていたんです
● 7月15日からは、またギターを弾き始めました
「津軽のふるさと」と言う曲を佐久間さんと練習していました
ただ、この時期からギターを練習していても、すぐに疲れが出るようになったようです
● 8月5日のレッスン記録
「最近、掛け声を出さないと身体が動かなくて…。」と言っていた。
確かに小さな声で「ヨイショ」とかが多かった。
体力が落ちているんだろうか。
心配である。
この8月5日が森さんとお会いした最後のレッスンだったんです
● 翌週から9月2日までは「体調がよくないので…。」と電話でお休みの連絡をしてくれました
9月9日からはその電話連絡もなくなりました
とても心配になりました
後でわかったのですが、この辺りから入院されたようです
そして 2017年10月27日（金）午後7時1分に旅立たれました
その後、佐久間さんや松本さん、羽田野さん、新免さんと一緒に佐久間さんのお宅に伺って奥さんにお話を聞きました
森さんの奥さんにお話を伺って「ああ、森さんそんなにギターが好きだったんだ…」と改めて思いました
2018年春の弟子たちライブでは森さんが佐久間さんと練習していた「津軽のふるさと」を一緒に弾きました
森さんと最後にお会いしてから5年…僕自身、私事で少しだけ疲れているのですが、森さんが「先生、気晴らししながら、ギター弾いてくださいよ」と言われているような気がして仕方がありません
それで、「ロミオとジュリエット」と「太陽がいっぱい」が眼に止まって、何となく弾いた…というか森さんのリクエストで弾かせていただいた…そう思うんです
なんとなく不思議な気持ちで弾いた、弾かせていただいた2曲です
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