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ひとり言

鎮静剤

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今日はこちらの投稿で書いた10月26日

昨日の午後辺りから、「今日は泣けちゃうかなぁ?」と心配していたが、
朝、ばあちゃんの写真見たら「いいよ」と言っている

「いいよ」はばあちゃんの口癖みたいなもので、もちろん相槌の言葉なのだが、ばあちゃんの「いいよ」を何故か思い出すのである

なので、泣かないですみそうだ…多分


高田渡さんが歌っている曲で「鎮静剤」と言う曲がある

作詞:マリー・ローランサン
訳詞:堀口大學
作曲:高田渡

退屈な女より
もっと哀れなのは
かなしい 女です。

かなしい女より
もっと哀れなのは
不幸な 女です。

不幸な女より
もっと哀れなのは
病気の 女です。

病気の 女より
もっと哀れなのは
捨てられた女です。

捨てられた女より
もっと哀れなのは
よるべない 女です。

よるべない女より
もっと哀れなのは
追われた 女です。

追われた女より
もっと哀れなのは
死んだ 女です。

死んだ女より
もっと哀れなのは
忘れられた 女です。

ばあちゃんの体調が悪くなって姉が介護疲れで苦しんでいる時、いろんな事がグルグルしていた時、この詩と渡さんの歌声がいつも頭の中で流れていた

ばあちゃんは可哀想…ずっとそう思っていた

「だけど、僕絶対忘れないから」そう思っていた


coucou さんと言う作家の方が note でマリー・ローランサンとこの詩の事を解説してくれている

世界で一番悲しい女と、世界で一番悲しい男の鎮静剤。

このページの下段に coucou さんが作った「世界でいちばん悲しい男」と言う詩が掲載されている

なんか、3文節の「金のある男」と5文節の「働くことのできない男」、6文節「すべてを見届けることのできない男」もちょいと当てはまらないかもだけど…
それ以外、オレのことじゃん…

なぁんて考えるほど若くないけど…

たまぁに当てはまる時があるかもね

悲しむべきなんだろうな…


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