久しぶりに、浜松シネマイーラに行く。
今日の映画は、ずっと待っていた「東京オアシス」。
のんびり、ボーッとできた。
スタッフ
監督 松本佳奈 、 中村佳代
脚本 白木朋子 、 松本佳奈 、 中村佳代
エグゼクティブプロデューサー 大島満
企画 高野いちこ
プロデューサー 小室秀一 、 前川えんま 、 木幡久美
撮影 大橋仁
美術 松下祐三子
音楽 大貫妙子
音楽プロデューサー 石井和之
主題曲/主題歌 大貫妙子
録音 古谷正志
照明 大竹均
編集 普嶋信一
衣裳/スタイリスト 堀越絹衣
ヘアメイク 北一騎 、 渡辺千尋
ライン・プロデューサー 関友彦
スクリプター/記録 天池芳美
フードスタイリスト 飯島奈美
製作年 2011年
製作国 日本
配給 組画
上映時間 91分
キャスト
トウコ 小林聡美
ナガノ 加瀬亮
ヤスコ 黒木華
キクチ 原田知世
森岡龍
大島依堤亜
光石研
市川実日子
もたいまさこ
深夜の国道。
喪服の女トウコ(小林聡美)が走るトラックに向って駆け出す。
だが、その様子に気づいたナガノ(加瀬亮)が彼女を救う。
トウコを乗せたナガノの車は高速道路を進む。
自分が女優であり、衣装を着たまま撮影現場から抜け出してきたのだというトウコの話を半信半疑で聞くナガノ。
彼もまた進む道を見失っていた。
やがて、車は夜明けの海岸へ辿り着く。
朝もやの風景が、水平線の先を見つめるトウコの心を優しく輝かせていった。
とある夜。
ふと立ち寄った小さな映画館で眠り込んでしまうトウコ。
目覚めると、懐かしい知り合いのキクチ(原田知世)が立っていた。
キクチはかつてシナリオライターだったが、あるとき突然辞めて、今は映画館で働いていた。
辞めた理由を尋ねるトウコに、仕事や自分のことを感じるままに語っていくキクチ。
この頃シナリオを書いていた頃のことを思い出す、と語るキクチに、トウコはまた書いてみるよう勧めるのだった。
のんびりした動物園。
トウコは、空っぽのツチブタの柵の前に佇む女ヤスコ(黒木華)に声をかける。
“運に見放された女”を自称するヤスコは、美術大学を目指す浪人生だったが、自分に見切りをつけるため、動物園にアルバイトの面接を受けに来たという。
面接にも多分落ちただろうと肩を落とすヤスコとともに園内をゆっくり回るトウコ。
鳥の柵の前で2人は、天井に縁どられた小さな空を見つめる。
そして、この世界のどこかの、たった1人で歩く生きものたちの事を思う。
ヤスコにまっさらなはじまりの気配を感じながら、トウコは再び軽やかに歩き出した。
東京で生まれる日常の中のふとした交わり。
そんな瞬間を重ねながら、トウコの歩くテンポは定まることなく移り変わってゆく。
それはまるで駆けてゆくような、流れるように伸びやかな、東京という街の持つ優しいテンポである。
再び歩き出したトウコの前に、見慣れたはずの街が光り揺らめくように動き始めていた。
いつもながら、ゆる~い感じの映画であった。
これまでの「かもめ食堂」、「めがね」などと比べると、ストーリーに結びがない感じなのがちょっと残念。
でも、いい感じの映画であった。
原田知世さんはとてもいい感じ。
映画館で、お茶(?)を飲むシーンで我が家のカップ(イッタラ)と同じものが使用されていて、何か喜ぶ。
シネマイーラにはこれからの映画のリーフレットがたくさんあったので頂いてきた。
「語り継ぎたい映画」では「一語白書」、「ひまわり」、「ベニスに死す」が上映される。
「ひまわり」は、ぜったい観たいな。
邦画では「エンディングノート」、「ハラがコレなんで」が面白そう。
今日は映画が 13:50 から上映だったので早めに出かけてお昼を日本海庄やでいただく。
魚中心の料理なのだが、とてもおいしかった。
浜松ではフレッシュネスバーガーに続いてやっとお気に入りのお店が出来た。
嬉しい!!
帰り道、浜名バイパスで雲間からの陽光、サンバースト発見。
撮ってみた。
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