スマホで音声案内の番号を押しても認識しない

昨年5月にドコモショップでスマホを買い換えた。

シャープの SH-04F と言うものである。

以前からのトラブルなのだが、音声案内後の番号入力が出来ない。

電話すると相手から「○○の場合は1を、○○の場合は2を・・・押して下さい。」と言うあれである。

たとえば1を押したい時、画面に数字は表示されるのだが、つながらないのである。

原因と対策

結論から先に言うと、原因はこの機種が持っている機能「拡大操作」が ON になっていたためである。
(設定→ユーザー補助→拡大操作)

この機能が ON になっていると通話先に信号が送信されないのである。
(20回に1度くらいは送信されているみたいだが。)

困っている方は是非お試し下さい。

ここからは、経緯です。

経緯

この件に関しては以前からドコモのサポートに連絡していたのだが「お近くのドコモショップで診てもらって下さい。または修理ですね。」との返事。

音声案内は毎回使うものでもないし、「まぁ、いいかぁ・・・。」と半ばあきらめていた。

それにドコモショップは日曜日などはとても混んでいて行く気がしないので、なかなか足が向かなかったのだが、今週の月曜日に時間を作って行って来た。

お姉さんに診てもらったのだが、現象確認のみしてくれたのみ、後は良くある返事で「一度リセットして、どうなるか確認して下さい。それでも改善しなければ修理となります。」

「そうですか・・・購入直後からずっとなんですけどねぇ・・・。」と言って帰ってきた。

で、仕方ないのでリセットしてみたのだが、結果は変わらず。

修理には MAX 5,000円かかるとのことなので、「はぁ、まぁそれほど使うわけではないし、いいかぁ・・・。」と思いながら復元。

設定の復元やらなんだかんだで、4時間くらいかかってしまった。

ここで、何でか怒りがわいてきた・・・こんだけ時間かけたのに直らんとは何事だ!!

何が悪いんだぁ・・・。

と思っていたら、信号は相手に送信されているのか、と疑問がわいた。

で、実験してみた。

実験

家の固定電話にスマホから送信し、固定電話の受話器に耳を当てて、スマホの番号を押してみた。

でない、「ピッ」とも「ポッ」とも「パッ」とも言わない。

何度か押すと、出る場合もある。

だが、特定のキーの音だけが出ているようでもないようだ。

で、考えた液晶の反応を鈍らせている可能性のある事象。

「あれかも・・・。」

と思いついたのが画面の拡大操作なのである。

これを ON にしておくと、画面をトリプルタップすると拡大されるのである。

僕は、めがねをかけるのが面倒なので、結構気に入っていた。

で、OFF にして再度確認してみた。

ドンピシャである。

サイド固定電話にスマホから送信してみた。

「ピッ、ポッ、パッ」と発信していた。

最終確認。

本当は 151 にかけたい所だけれど、時間が遅かったので銀行さんにかけてみました。

「○○の場合は1を、○○の場合は2を・・・押して下さい。」と言われたので押してみた。

次のステップに言った。

やった、問題解決!!

ふう、やれやれである。

それにしても・・・

それにしても、一番大事な電話機能の一部が失われてしまうなんて・・・。

この事象、把握していないのですかねぇ、シャープさんやドコモさんは。

とてもクリティカルな問題だと思うんですけど・・・。

ちょいと腹が立ちましたよ。

これでもし、修理に出していたかと思うとぞっとします。

ついでに覚え書き

ドコモのサポートと話している時に「お客様はケータイ補償サービスに加入しているので修理しても MAX 5,000円です。」と言われた。

で、どんなサービスか知らなかったので調べた。

ケータイ補償サービス

請求書などには「ケータイ補償サービス利用料」とあるのだが、正しくは「「ケータイ補償 お届けサービス」」と言うらしい。

詳細は以下のページで確認できる。

ケータイ補償 お届けサービス | お客様サポート | NTTドコモ

電話機のトラブル時に、お電話1本で交換電話機をお届け。
ドコモのあんしんサービスをまとめておトクにお申込みできるあんしんパック対象サービスです。

なのだそうだ。
通常、修理の場合はドコモショップに持って行くのだが、1~2週間かかる。
で、のサービスを使えば2~3日で代替品を届けてくれるらしい。

サービス内容
2013年夏モデル以前の機種をご利用の方は、「ケータイ補償 お届けサービス」のご契約有無を問わず「無料故障修理サービス/修理代金安心サポート」をご利用になれます。
交換電話機のお届け
水濡れや紛失、全損などあらゆるトラブルを補償。
お電話1本で1~2日以内に交換電話機(リフレッシュ品 ※1)を直接お届け。
※1 リフレッシュ品とは、お客様より回収した電話機に故障修理・外側カバーの交換・品質の確認を行ったうえで、新品同様の状態に初期化した電話機です。

バッテリーに関しては充電できない場合のみ交換してあるのだそうだ。

ご利用料金
月額料金
280円もしくは380円
注意機種に応じてドコモが指定した月額

 

交換電話機のお届けご利用時のお客様ご負担金
1回目:5,000円、2回目:8,000円
注意本サービスのご利用(補償申込み)をされた日を起算日として1年に2回までご利用可能。
注意お客様ご負担金は、FOMA、「Xi」(クロッシィ)サービスなどのご利用料金と併せてご請求させていただきます。

バッテリーの修理について

ついでなので、バッテリーの修理に関して聞いてみた。
この機種は内蔵バッテリーなのでトラブルがあったら、「バッテリー交換」と言う修理をするのだが、以下のように修理代金がかかるらしい。

  • 充電不可の場合 5,000円
  • 持ちが悪いなどの理由 7,300円

つまり、充電不可の場合のみ「ケータイ補償サービス利用料」のメリットが発揮できると言うことですね。

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